業務スーパーのホワイトルウは使えるのか
ホワイトソースをつくるのは面倒ですが、業務スーパーに行って「ホワイトルウ」を購入。1kg入りで500円くらいの粉です。なかなか量があるので、躊躇しますが、余ったら捨てると割り切って購入します。牛乳と混ぜるだけで、わりと立派なホワイトソースができます。
ホワイトソースがかかっているだけで何か凝った料理にみえるから不思議です。この業務スーパーの「ホワイトルウ」ですが、牛乳を火にかけて混ぜるだけなので簡単で、塩加減も程よく、失敗のない優れモノだと思います。
1kg入りでかなりの量ができるので、普通に家庭で使うと、正直使い切るのは大変。グラタン、ドリア、パスタのほかにも、いつでも手軽に作れるので
・朝食のトーストと一緒に「つけパン用ホワイトソース」
・コショウを多めにきかせて「温野菜にかけるソース」として、
等々、お子さんもよろこぶメニューをたくさん作って消費しましょう。あとどうしても余ってしまったら、潔く捨てることだと思います。いつのだかわからないホワイトルウが奥のほうからでてくるのは、ちょっと嫌です。
注意点としては牛乳なので当然ですが、目を離していると、大胆に吹きこぼれて大惨事になります。IHならまだしも、掃除しにくいガスレンジの方は特に気を付けてください。突然来ますので。
箱売りのグラタンの素と基本変わらないので、グラタンを作る際はホワイトソースを作る鍋に早茹でのショートパスタを一緒にいれてしまえばOKです。
チキンとポテトのグラタンをつくります
(材料)
・とりにく(むね肉) ・じゃがいも ・業務スーパーの「ホワイトルウ」・牛乳
・ショートパスタ ・チーズ ・コショウ
(工程)
1.スキレットにオリーブオイルをひいて、塩コショウしたとりにくとジャガイモを炒める
2.同時に小さな鍋でホワイトソースを作る。ホワイトソースの中に早茹で(3分くらい)のショートパスタをいれて茹でておく
3.1に2を加えて、チーズとコショウを少々
4.オーブンで20分焼けば完成
チーズの塩気が加わっているのもありますが、基本的に塩は不要。「ホワイトルウ」にしっかり味がついているので、そのままでOKです。その点は味にブレがでなくて良いと思います。
あとは、ネットリがいいか、サラサラがいいか、で「ホワイトルウ」の量を調整すればOK。少量ずつ弱火でしっかり溶かしていかないと、吹きこぼれるし、ダマができます。とはいえ、普通のホワイトソース作りのように小麦粉が固まるのではなく、この場合はホワイトルウのかたまりができるだで、味は変わらないので、それはそれで美味しいです(問題なし)。
わたしは写真のようにネットリ派です。
スキレットを使うと何が良いか
5.(後片付け)スキレットをシーズニングする。たわしで洗って、水分を飛ばしてから油でコーティング
スキレットはプラスチック素材もついてないですし、大きさも一人飯にはうってつけ、オーブンにそのまま突っ込めるので使い勝手の良い調理器具だと思います。
使用したのはニトリのスキレット(19cm)安いので、「ダメになっちゃってもしようがない」と割り切って、気軽に使えるところが気に入ってます。ちなみに、ニトリのダッチオーブン(19cm)も使用していますが、このダッチオーブンの蓋がスキレットにシンデレラフィットするので、両方買いがおすすめです。
あとは気持ちの問題なんですが、洗い物嫌いな私でもちゃんと手入れをしないと、シーズニングしないと、と思えることなんです。面倒な作業ですが、毎回やっていると育てている感がでてきて愛着がわいてしまうのです。
キャンプ用品のなかにしまってある方もいるかと思いますが、外で使えるなら家で使ったらもっと便利と、わたしは思っています。キャンプに行った時だけ使うなんてもったいない。
ただ手の部分も熱くなりますので、火傷に注意です。そこで、IKEAで200円位で売っている指先だけ鍋つかみが便利です。とにかく小さいのでガサガサしなくてなんだかスマートな感じがします。大きな鍋つかみが、ガサガサして気付かぬ間に料理の中に入っていたのか、ホワイトソースが付いてる、なんてことよくあると思いますが、それがなくなります。
最後に、男性の皆さんに一言、「おとこ一人の飯にオーブンを使う。」ここが重要で「フライパンひとつ」や「電子レンジ」とは充実感が違います。是非家で眠っているオーブン機能を呼び起こしてみてください。料理の際に予熱の時間を計算し始めたら立派なオーブン使いです。