第7回 朝は手軽でヘルシーな豆漿(トウジャン)でおとこ一人飯。ミツカンの「カン・タン・スーー」でおなじみのカンタン酢の黒酢を使います。とても簡単な、朝の一人飯にはとてもおススメの一品。
台湾の朝の定番、鹹豆漿(シェントウジャン)のレシピ
奥様もお子様も朝起きてこないうちに出勤、なんて方もいるのではないでしょうか。ひとりで、パンをかじったり、出がけにコンビニでおにぎりを買うのもいいですが、調理時間3分の鹹豆漿(シェントウジャン)おとこ飯にいかがでしょうか。
(おとこ一人飯とは)おとこひとりでちょっと凝った風に見える料理を作って食べる不定期連載です。カップラーメンに罪悪感を感じる今日この頃、手抜き商材やいろいろ道具を使って料理します。
豆漿の作り方、甘いのもあるみたいですが、今回は酸っぱい系の鹹豆漿(シェントウジャン)のレシピです。
(材料)
豆乳(無調整)、カンタン黒酢、干しエビ、醤油
さて、調理工程は本当に簡単、
- 鍋で干しエビを少々、こげない程度に乾煎りします。
- 豆乳を食べる分だけ(よそう食器にいったんいれて鍋にうつす)
- しょうゆをほんの少々くわえる
- 食器にカンタン黒酢を大さじ1~2くらい、アバウトでいれる(「カン・タン」くらい)
- 豆乳がグツグツしだしたら、黒酢のはいった食器に注ぐ
- あっという間に豆乳が固まって
- 超クリーミー状態、鹹豆漿(シェントウジャン)完成です。
カンタン黒酢が成功のもと
黒酢や醤油なんかも、はまってきたら台湾の○○酢、○○醤油みたいなのをつかいたくなるかもしれませんが、カンタン黒酢を使うと間違いない味になります。ちょっと高価な黒酢も使ってみたんですが、酢が強くなりすぎでカンタン黒酢に戻ってきました。
一般的には、揚げパン的なものや、パクチーなどをのせていただくようですが、朝から油モノはと思うので、プレーンでいくのがおすすめです。風味付けに使った干しエビが具材として、なかなかいい働きをしてくれます。といっても、使った干しエビはお好み焼きに使うこの業務スーパーのやつです。本格的な中華料理店で炒め物やスープに入っているような直径1cmくらいのちょっと歯ごたえのある干しエビを使えばもっと美味しいと思います。
鶏ガラスープの素を一つまみ最初の段階でいれるのもありだと思います。塩味が増して、より食欲をそそる味になりますが、カンタン黒酢はもともと調味済の酢なので、そのままでOKです。
ただこの鹹豆漿(シェントウジャン)、調理で1つ気を付けたいのが、「豆乳をあっためる鍋の底がめちゃめちゃ焦げ付く!」ことで、ステンレスやホウロウのミルクパンなんかで、つくると痛い目にあいます。
和平フレイズの大ヒット商品「マルチポット」は 鹹豆漿(シェントウジャン)専用鍋ではないかと思うほどの優れもの
私が使用しているのは、この和平フレイズさんのマルチポットという商品フッ素樹脂加工で、汚れも焦げもつかず、さっと洗えます。注ぎやすいのも、鹹豆漿(シェントウジャン)つくるためにある鍋なのでは、と思ってしまうほどです。かなりヒット商品のようです。アマゾンで2000円くらいで買えると思いますので、おすすめです。
私は、面倒なので入れませんが、ねぎ、ラー油、揚げパン(油條)等、入れれば一気にお店の味です。↓理想と現実。
物足りなくなってきたら、食べるラー油を加えるのがおすすめです。滑らかなシェントウジャンの中にガリガリした食感が加わって、満足感が得られます。
ぜひ、みなさん朝からカンタン黒酢で失敗なしの、鹹豆漿(シェントウジャン)作ってみてください。目玉焼き作るより簡単です。